【その差4倍!?】バブル期と現在のスキー場の来場者数ランキングを比較すると衝撃の結果が…!

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ナオキ
ナオキ

皆さんこんにちは!
ゲレンデVTuberのナオキです!

今回のテーマは…

バブルと今!
来場者数のランキングを徹底比較

ということで…
バブル期真っ只中の1993年の
来場者数を2024年と比較してみました!

まずは比較対象になる
現在の2023/24シーズンの来場者数の
ランキングベスト5を見てみましょう!

2023/24シーズンの来場者数ランキングベスト5

ザっと今のランキングを見ると
こんな感じです!

第5位
野沢温泉スキー場 363,647人
第4位
上越国際スキー場 405,000人
第3位
高鷲&ダイナランド 501,477人
第2位
白馬五竜&47517,338人

第1位
志賀高原 877,500人

それではこれに対して
スキーの人気が絶頂期で
多くのスキー場が新設され来場者も急増した

1993年のランキングベスト5と
比べて見てみましょう!

1993年の来場者数ランキングベスト5

1993年は日本全体でスキー人口が
1860万人に達した年でもあり
スキー関連産業がかなりの活況でした。

ちなみに最初に答えだけ言ってしまいますが

1位は300万人です!
今の1位が志賀高原の87万人なので
約2.5倍の記録でした!

それでは行きましょう!

【第5位】上越国際スキー場 77万人

第5位の時点で
今の1位の志賀高原の87万人に迫る勢いですね!

正月三が日だけで13万人の来場を記録し

スキーブームの影響で
スキー場も多くのイベントやキャンペーンを
実施しました

この年の好況な記録は
その後の経営戦略やマーケティング活動にも
大きな影響を与えました!

また近隣の新潟県妙高市では
93年に新井リゾートがオープンしたことの
影響も少なからずあるのではないでしょうか

豊富な積雪量と長いスキーシーズンを活かして
多くのスキーヤーや観光客を誘致しました!

その後は経営が厳しい状況が続きましたが
2017年に韓国のロッテホテルによって
再オープンを果たしました

【第4位】ニセコ グランヒラフ 112万人

繰り返しになりますが
現在の1位の志賀高原が87万人…

なので早速4位の時点で
今の一位をぶっちぎってしまいました(笑)

当時は現在のような
海外からのインバウンドバブルも無く
国内旅行客が中心にもかかわらず

これだけの来場者数を誇っていました!

この年にニセコ高原観光は
電子リフトチケットシステム
「ニセコフリーパスポートシステム」
を導入しました

さらに「ニセコ東急ゴルフコース」がオープンし
リゾートとしての多様性が増しました

また「ニセコひらふ花園スキー場」もオープンし
スキーエリアの拡大が図られました

ひらふの(高原と花園)、東山、アンヌプリ
の4つのスキー場が一体化しました。

これによりスキー愛好者は
共通リフト券を利用し広大なエリアを
自由に滑走できるようになりました。

このシステムの導入は
ニセコエリアのスキー体験をより魅力的にし
多くの観光客を引き寄せました。

このように1993年は
ニセコグランヒラフの発展において
重要なマイルストーンとなり

スキー場の運営や観光業における
新たな取り組みが始まった年でした

【第3位】白馬八方尾根スキー場 144万人

また大きく数字が伸びて
144万人で3位に輝いたのが
白馬八方尾根スキー場です

まず当時の大きなトピックとしては
1998年の冬季オリンピックで
スキー熱が高まる中で

八方尾根も会場の一つに選ばれたことで
かなり注目を浴びたシーズンになりました!

その影響もあってか
93年には外国人観光客も増加し
国際的なスキーリゾートとしての地位も
強化することができました!

ゲレンデ規模や設備も充実し
多くのイベントや大会が開催されるなど
活気に満ちた一年だったようです

またこの年に白馬八方温泉の引湯工事が進められ
地域内の約100戸に温泉が
供給されることになりました

白馬八方温泉は県内有数の
温泉地としての地位も確立しました

このように1993年は
白馬八方尾根スキー場にとって
歴史的な転換点となり

温泉開発と観光業の発展が相まって
地域全体の活性化につながった年でした。

【第2位】蔵王温泉スキー場 158万人

第2位は日本最大級の樹氷原が広がる
スポットとして知られる蔵王

特に冬季には美しい樹氷が見られます。

もちろん1993年でも例外ではなく
多くの観光客がこの自然の美しさを
楽しむために訪れました。

スキー場は、初心者から上級者まで楽しめる
多様なコースを提供しており、

特に樹氷原コースはその美しさから
多くの人々に愛されていました

1993年に
「プチリゾートホテル デァヴェルテ」
が開業しゲレンデに隣接した
宿泊施設として注目を集めました。

このホテルは本格的なフランス料理を提供し
貸切可能な展望風呂も備えており
大人向けのリゾートとして人気を博しました

この頃の蔵王は観光資源が豊富でありながらも
1992/93シーズンの158万人をピークに
その後は利用者数が減少傾向にあったことも
影響していました

2004/05シーズンには
60万人の利用にとどまったという
データもあります

【第1位】苗場スキー場 300万人

第1位はダントツの300万人を記録した
苗場スキー場でした!

スキーブームの全盛期
鉄道系スキー場の主役といえば
何といっても苗場スキー場です!

群馬県の万座スキー場
長野県の志賀高原焼額山スキー場など

ホテルと一体で運営される西武グループの
スキー場は独自の人気を誇っていました!

当時は苗場プリンスホテルに宿泊して
苗場スキー場でスキーをすることは
スキーヤーの憧れだったのです!

ゲレンデ直結でホテル内にプールがあったり
ユーミンのライブが開催されたりと
スキー以外の魅力も多くあったことから
他のスキー場以上の集客が実現しました

またゲレンデに押し寄せる
大量のスキーヤーをさばくために

高速リフトやゴンドラが
次々と造られたのもこの時期でした

1993年には「第8高速リフト」
「白樺平第2ロマンスリフト」
が新設されました!

この時期には苗場では
スノーボードが全面禁止されていたにも関わらず
これだけの来場者数を誇っていたことが
その凄まじさを物語っています

ただ翌年の1994年には
道路を挟んで隣接する浅貝スキー場を買収し
苗場の別ゲレンデになりました

その際にスノーボードを開放したことにより
スノーボード愛好者も楽しめる環境が整い
現在の苗場につながっています!

第1位(同率)志賀高原 300万人

93年でも一位は同じく
志賀高原がランクインしていました!

中でも特に焼額山スキー場は
この時期に大きな発展を遂げて
リフトやコースの整備が進みました。

志賀高原全体では1993年に
自動ゲートシステムが導入され
全リフトとゴンドラにゲートが設置されるなど
利便性が大きく向上しました

また、この年は1998年に控えた
長野オリンピックの準備が進められており
志賀高原もその影響を受けました

1993年以降スキーブームは
徐々に落ち着きを見せることになりますが

この年は志賀高原のスキー場が
最も賑わった時期の一つとして
記憶されています

多くのスキーヤーが
この美しい雪山を楽しみながらも
その後の冬季オリンピックへの期待感も
高まっていました!

1993年 全国スキー場の来場者数ランキングまとめ

ということでいかがでしたでしょうか?

今回は日本のスキー業界の絶頂期であり
その後の衰退への転換点でもあった
バブル期と現在を比較してみました!

今後もシーズンが楽しみになる
ランキングや特集をしていきますので
チャンネル登録と高評価よろしくお願いします!

それではまた次回にお会いしましょう!

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