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【一体なぜ…?】2024年に廃業された6つのスキー場【原因を徹底考察】

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ナオキ
ナオキ

皆さんこんにちは!
ゲレンデVTuberのナオキです!

今回は

2024年に廃業してしまったスキー場

というテーマでご紹介していきます!

それではどうぞ!

北海道|ノーザンアークリゾートスキー場

2024年3月20日廃業

まずは北海道の北見市にあるノーザンアークリゾートスキー場です。

こちらは2024年3月20日をもって営業を終了しました。このスキー場の廃業は、コロナ禍による利用者の減少による業績不振が主な理由とされています。

特に、近年の事業不振が影響し、運営会社であるノーザンアークリゾートは、2024年3月末をもって全ての営業を終了することを決定しました。

具体的には、スキー場は2024年3月17日頃まで営業を行い、その後20日に閉鎖となりました。

また、スキー場の閉鎖に伴い、リゾート内の施設であったゴルフ場も営業を終了することが報じられています。

宮城県|みやぎ蔵王セントメリースキー場

2024年3月3日廃業

みやぎ蔵王セントメリースキー場は、2024年3月3日をもって廃業しました。このスキー場は1990年に開業し、34年間の歴史を持っていましたが、廃業の決定にはいくつかの重要な理由がありました。

①雪不足

近年の温暖化の影響により、雪不足が深刻化しており、安定した営業が困難になっていました。2023/24シーズンは特に雪が少なく、営業日数がわずか7日間にとどまりました。

②利用者の減少

スキー人口の減少も大きな要因です。かつてはピーク時に15万人以上の利用者がありましたが、2022年度には約3万7000人にまで減少しました。

③設備の老朽化

スキー場の設備が老朽化し、維持管理費が増加していたことも影響しています。これにより、経営が厳しくなり、事業継続が困難と判断されました。

これらの要因が重なり川崎町はスキー場の閉鎖を決定しました。

栃木県|マウントジーンズ那須

2024年3月10日廃業

マウントジーンズ那須は1994年のスキーブーム期に開業し、約30年間の歴史を持っていましたが、近年の温暖化による雪不足が影響して利用者減少や経営上の課題が影響したと考えられます。

さらに具体的には3つの理由が考えられます。

①温暖化の影響

マウントジーンズ那須は、近年の気候変動により積雪量が減少しており、営業開始時期が遅れたり、営業終了時期が早まったりする傾向が続いていました。これにより、安定した営業が難しくなっていました。

②経営判断

運営会社である東急リゾーツ&ステイは、今後の設備投資が必要なタイミングで、雪不足が続く中での投資回収の見込みが立たないと判断し、閉鎖を決定しました。特に、リフトの更新や施設の維持管理にかかるコストが経営に与える影響を考慮した結果です。

③競争環境

スキー場全体の利用者数が減少している中で、需要と供給のバランスが崩れており、過当競争が続いていることも影響しています。スキー場の数は依然として多く、利用者が減少しているため、持続可能な運営が難しくなっています。

このような背景から、2023/24シーズン最後まで実は黒字ではあったのですが経営上の合理的な判断として今シーズンをもって閉場することとなりました。

群馬県|赤沢スキー場

2024年3月10日廃業

群馬県みなかみ町の赤沢スキー場は1980年に開業した老舗スキー場です。

主な原因と思われるのは次から考えてみます!

①設備の老朽化

スキー場のリフトやその他の施設が老朽化しており、維持管理が困難になっていました。

②利用者の減少

最盛期の1990年頃には年間約25,000人の来場者がありましたが、バブル崩壊以降は来場者数が減少し、最近では約11,000人にまで落ち込んでいました。このような利用者の減少は、スキー場の運営に大きな影響を与えました。

③人手不足

スキー場の運営に必要な人手が不足しており、特にパートタイムのスタッフが約15人程度で運営されていましたが、これも運営の継続を難しくする要因となりました。

④地域振興の目的達成

赤沢スキー場は、当初は林業従事者の冬場の雇用を創出するために設立されましたが、その目的は達成されたとされ、今後の運営の必要性が薄れたことも廃業の決定に寄与しました。

このような背景から赤沢スキー場は2023/24シーズン限りでの営業終了を決定し、44年間の歴史に幕を下ろすことになりました

新潟県|村上市ぶどうスキー場

2024/25シーズン終了後廃業

新潟県村上市のぶどうスキー場は、市町村合併前の朝日村が1988年度に開業し2024/25シーズンを最後に閉鎖されることが正式に決定しました。

村上市長の高橋邦芳氏が2023年6月7日の市議会で発表したもので主な理由は以下の通りです。

①利用者の減少

ぶどうスキー場は、開業当初は年間約2万人の利用者がありましたが、近年では1万人を下回る状況が続いています。

②施設の老朽化

リフトやその他の施設が老朽化しており、維持管理が困難になっています。

③従業員の確保の難しさ

冬季の限定的な就労環境により、必要な人員を確保することが難しくなっています。

以上の要因により村上市は、ぶどうスキー場を閉鎖する方針を決定し閉鎖後はリフトや建物などを撤去して元の状態に戻す計画のようです。

青森県|蟹田スキー場

2024年3月廃業

蟹田スキー場は1981年にオープンし、長年地域住民に親しまれてきましたが近年の利用者数の減少や施設の老朽化が深刻な問題となっていました。

こちらも3つの理由が考えられます。

①老朽化

スキー場の施設は40年以上の歴史があり、老朽化が顕著になっていました。これに伴い、維持管理にかかる費用が増大していました。

②利用者の減少

地域の人口減少やスキー人口の減少により、利用者数が大幅に減少しました。特にコロナ禍以降は、雪不足や照明設備の故障も影響し、営業日数や利用者数は減少していました。

③運営体制の問題

スキー場の管理運営を行っていた外ヶ浜スキークラブの会員数が減少し、高齢化が進んでいるため、運営体制の確保が難しくなりました。これにより、スキー場の運営が困難になったことも廃止の大きな要因です。

これらの要因を総合的に考慮した結果、外ヶ浜町は2024年3月をもって蟹田スキー場を廃止する方針を固めました。

【まとめ】2024年に廃業したスキー場

ということでいかがでしたでしょうか?

非常に残念なニュースでしたがなんとか一人でもスキー場へお客さんを増やせるように、今後もこうした役立つスキー場のニュースや特集をお届けしていきますのでこの記事を見終わったらチャンネル登録をよろしくお願いします!

それではまた次回にお会いしましょう!

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